紫羅蘭

柚子( YUZU ) 紫羅蘭歌詞
1.青

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない

冬の空の下 凍てつく寒さの中で
今もまだ疼いてくる
いつかの傷跡

強い北風が吹いて
僕は吹き飛ばされそうで
それでも胸の奥で
あなたの名前を何度も何度も叫んだ

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない

激しい雨に打たれて
ぴしょ濡れになった心が
蝕まれそうでも
あの日の誓いを繰り返し繰り返し噛みしめた

いつの日かあなたが僕と同じような
悲しみに出会ったその時は
どうかこの歌を想い出してほしい

諦めかけていたやりきれなかった朝に
そっと微笑んだあなたの優しさを
今も忘れはしない

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない…


2.呼吸

君はまた傷を負う
絶え間なく続く道の途中で
深い霧閉ざされた
作られたその優しさも
ちらかったままのテーブルの上
創造なんていつも曖昧だ

いつだって どこだって
君と居たい
ただそれだけ
たったそれだけの事なのに

幸せをくれないか
僕を満たすそのぬくもりを
僕は行く君とともに
振り向かずただ前を見て
走り出したあいつのせいかい
夢の終わりなんてそんなもんだ

どこまで 行けばいい
嘘の無い
その一瞬が欲しかっただけなのに

いつだって どこだって
君と居たい
ただそれだけ
たったそれだけの事なのに